無料で使えるフリーWi-Fiスポットの「危険性」とその注意点とは?

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フリーWi-Fiは、日本でも外国人観光客の増加の波を受けて、
街中でもフリーWi-Fiが導入されはじめています。

このフリーWi-Fiは、無料で使える点が最大のメリットですが、
一方で実はさまざまな危険性もはらんでいるのを知っていましたか?

今回は、そのフリーWi-Fiの特徴と危険性について解説していきたいと思います。

フリーWi-Fiってなに?

フリーWi-Fiスポッとは?
フリーWi-Fiは、街中の様々な場所に設置されたWi-Fi(無線LAN)による
インターネット接続サービスのことです。

このWi-Fiに接続することで、自由にインターネットを楽しむことができます。
Wi-Fiにつながる機能を持つスマホ、PC、タブレット等であればどれでも接続可能です。

該当する機器でWi-Fi接続をONにすると、自動的に近くのWi-Fiを検索するように
なっているのが一般的です。

表示されていても使えない場合がある?

しかし、フリーWi-Fiが表示されていて検索で見つかっても、使えない場合があります。
その場合に考えられる原因は主に3つあります。

・SNSアカウントとの連携が必要な場合
・メールアドレスの登録が必要な場合
・提供している場所の従業員にパスワードやPINコードを
教えてもらう必要がある場合

SNSアカウントやメールアドレスの登録が必要な場合は、別画面が表示されて
そこからの登録になることが多いでしょう。

パスワードやPINコードの場合は、テーブルや壁などに掲載されていることもありますので、周囲を確認してみましょう。

また、フリーWi-Fiの表示があっても、事前にそこのフリーWi-Fiを提供している事業者との
契約をしておく必要がある場合もあります。

フリーWi-Fiが混雑してる場合は

さて、いざフリーWi-Fiが使えるようになって、ネットで動画を見たりアプリの
ダウンロードをしようと思っても、なかなかネットワークに接続されなかったり、
速度が遅かったりして、安定して運用できないときもあるでしょう。

特に繁華街のフリーWi-Fiスポットでは利用者が多いため、こういったことが起こりやすいです。利用者が減るまで待つというのもひとつの方法ではありますが、それができない場面も多々あります。

そういったときは、違う周波数を改めて探してみるという方法があります。

Wi-Fiには主に、2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)と5GHz帯(IEEE802.11a/n/ac)という二つの規格があり、当初は2.4GHz帯のみが利用可能でした。

そのため、2.4GHz帯よりも高速で安定している5GHz帯を導入しているフリーWi-Fiスポットも、2.4GHz帯が利用できないわけではないため、そのまま2つの周波数でフリーWi-Fiを提供している場合があります。

最初に接続した周波数が5GHz帯であったとしても、安定しないときは切り替えてみると改善するかもしれません。

外国人観光客向けのフリーWi-Fiがあることも

また、年々増加傾向にある訪日外国人観光客向けのフリーWi-Fiというものもあります。
このフリーWi-Fiを、日本在住の人も利用できるのかどうかが気になっている人もいるでしょう。

実際のところ、フリーWi-Fiを提供する事業所によって異なっています。
利用前の登録段階で、電話番号やSNSアカウントを打ち込む場合は、そこから訪日外国人観光客か否かを判別しています。

多くの場合、そういった登録方法を取る訪日外国人観光客向けのフリーWi-Fiは、日本在住の人は利用不可となっています。

フリーWi-Fiの危険性とは?

通信データ容量の制限が気になる現代社会では、それを気にせず使えるフリーWi-Fiの存在は非常に魅力的です。さらに、海外でもインターネットにつなげられるという点は、旅行やビジネスなどのさまざまなシーンで重要な要素となるでしょう。

一方で、この無料で使える便利さを悪用する人も存在し、今や世界的な社会問題となりつつあります。それでは、どのような点が危険なのでしょうか。
それはやはり、誰でも接続できるゆえにセキュリティ面が弱いという点です。

フリーWi-Fiにおいては通常のWi-Fiと違い、暗号化がされていなかったり、されていたとしても弱いため、接続している利用者の機器に簡単に侵入することができてしまいます。

その結果、盗聴や傍受の被害にあうケースが散見されます。
また、それを目的として、フリーWi-Fiを装ったいわゆる「なりすましアクセスポイント」を作成することも可能です。

これは、一見フリーWi-Fiスポットに見せかけておいて、接続した人の個人情報、クレジットカードの番号、SNSアカウントのパスワードなどを抜き取り悪用するために作成されたもののことです。

この被害にあってしまうと、勝手にネットで買い物をされてしまったり、SNSへ不正ログイン後、悪質な行動を取られてしまうなどといった二次被害に悩まされてしまいます。

特にこの危険性が高いフリーWi-Fiの特徴としては、暗号化やパスワードがなかったり、SSIDがデフォルトもしくはFreeやPublicといった名称が付けられているということが挙げられます。

簡単に接続できるフリーWi-Fiほど、危険性が高まることを覚えておくべきでしょう。

調査からみる注意点と対策について

株式会社シマンテックが、2017年に各国あたり約1000人のフリーWi-Fi利用経験者を対象に、「ノートンWi-Fiリスクレポート」という意識調査を実施しました。

フリーWi-Fiを安全だと思っている人は意外と多い
出典:ノートンWi-Fiリスクレポート

まず、フリーWi-Fiの安全性については、全体では6割が安全だと思っていると回答しています。その中で、日本は39%と世界で一番割合が低く、フリーWi-Fiに対する認識がしっかりとしていることが分かります。

しかし、そういった状態にある日本ユーザーでも、接続時にオンラインバンキングで13%、ショッピングで12%など、クレジットカード情報や個人情報が盗まれてしまう恐れのある行動を取っているユーザーが一定数いることもわかりました。

スマホのアプリを使う際も注意が必要

スマホでは、ブラウザだけでなくアプリでも頻繁にネットに接続する機会が多いです。
しかし、そのアプリが情報を送信するのに安全なものなのかどうかを把握しているかについて、日本のユーザーでは84%が安全性を把握していないという結果になっています。

スマホのアプリを使う時も注意が必要

ただ、アプリではGoogle PlayやApp Storeなどのストアを見ても、そのアプリが安全なものなのかどうかの情報が出ていないため、把握し注意するのもなかなか難しいというのが実情です。

フリーWi-Fiで被害にあわないようにするには

前述した危険性と、この調査結果を踏まえたうえで、フリーWi-Fiを利用する際の注意点や対策とはどのようなものになるでしょうか。

まずは、やはりフリーWi-Fiを利用している時は個人情報やクレジットカードなどの番号を打ち込まないようにすることが非常に重要です。
また、暗号化やパスワードのないフリーWi-Fiに接続しないようにするとより安全です。

そして、フリーWi-Fi接続時にウェブサイトを閲覧する場合は、https://~で始まるか、もしくは鍵アイコンが表示されているウェブサイトのみを閲覧するようにしましょう。
これらであれば、ウェブサイト自体が暗号化されているため、盗聴や傍受をされてしまう可能性がとても低くなります。

アプリについては、安全性が不透明なものもあるので、フリーWi-Fi接続時はできれば起動はしないほうが良いでしょう。

また、スマホやタブレットの中にはWi-Fiを検知したら自動で接続する機能がついているものもあります。
便利な機能ではあるのですが、その機能を有効にしたまま外出した場合、危険性の高いフリーWi-Fiに意図せず自動で接続してしまい、気づかないうちに被害にあってしまうということも考えられます。

それを避けるためにも、外出時はその機能は無効にしておくのが望ましいでしょう。

無料のフリーWi-Fiにおける危険性のまとめ

無料で利用できるフリーWi-Fiは、便利で魅力が多いです。
今後も、利用できるスポットは増加していくでしょう。

しかしその分、今回解説したようにフリーWi-Fiの危険性をよく理解した上で利用をしないと、フリーWi-Fiによる被害にあってしまう可能性が増えることも十分考えられます。

無料かつ高速で運用できることばかりに注目してしまい、大事な個人情報やクレジットカードの番号が抜き取られてしまっては元も子もないので、自宅Wi-FiとフリーWi-Fiをしっかりと区別して注意を払って利用していくようにしましょう。

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